日本版NSTCのあるべき組織と人事制度 

日本版NSTCとなる「次世代半導体製造技術開発センター」のあるべき組織と人事制度について考えた。報道によると、年末までに新たな研究機関「次世代半導体製造技術開発センター(仮称)」を立ち上げ、産総研や理研、東大などと協力して拠点を整えるようだ。新研究機関には企業の参加も募り、①設計②製造装置・素材の開発③製造ライン確立の3分野で研究を進め、量産可能段階では内外企業に技術供与する模様だ。日米、次世代半導体の量産へ共同研究 国内に新拠点: 日本経済新聞 (nikkei.com)

この日本版NSTCは、基礎研究を行うのではなく、あくまで、ビオンド2nm製造技術確立が主目的である。その意味では、ストークスの4象限では、パスツール象限として位置づけだろう。