地方データセンタ公社のケーススタディ

ロシアによるウクライナ侵攻で、国家のデータが消失するリスクから、全体のデータを持ち出す、いわば、「デジタル引越し、デジタル夜逃げ」から、国家や地方自治体や企業にあるデータを、災害や有事の前に、急ぎ、安全な場所のデータセンタに移管することの重要性が再認識された。いざという時の引越し先を確保しておくことも大事だが、それをまず、デジタルで進めるのである。

この議論から、データセンタを分散化させることの利点は、「デジタル市町村合併」、「デジタル遷都」、「デジタル引越し」でもある