脳と芸術と量子コンピュータ

人間の脳について、勉強すればするほど、現在のコンピュータとは異なる点は多すぎる。最近、量子コンピュータや右脳左脳とアナログ回路設計者との関係について、関係する論文や資料を読み、また、下記の書籍を読んだ結果である。「脳は世界をどう見ているのか: 知能の謎を解く1000の脳理論」2022/4/20ジェフ・ホーキンス ()脳の創造とARTAI」塚田稔 ()、である。塚田先生は、昨年、MOTで妄想ビジョナリーに講義にゲストスピーカーで招き、少し話してもらった。ホーキンスと塚田先生の主張は面白いほど共通している(後述)

 さて、あえて、人間の脳とコンピュータを、構造、仕組み、特徴などについて、比較してみた。部分的に似ている点もあるが、根本的に差が大きいことに驚いた。特に、五感等と動きの有無が大きく、人間の脳は、常にダイナミックに予測しモデルを作る点が根本的に異なる。