ようやく、DRAMに続き、NANDも底打ちのようだ。最近のマイクロン、サムスン、ハイニクスの決算を受け、アナリストの見方も変わっている。中国等からNANDを値上げしても買うという傾向もあるようだ。もっとも各社で営業赤字率60-80%もあり、キャッシュコスト割れであるため、それを回避するという程度ではある。DRAMはチャットGPTに使うエヌビデアのプロセッサでHBMを使うため需給が改善するが、これにもNANDは使う。もしかしたら、台湾有事や朝鮮半島リスクもあるかもしれない。台湾有事では、台湾本島のNAND生産は少ないが、中国では各社の工場もある。