円安と三流国

円安が進んでいる。BIS921日に発表した8月の実質実効為替レート(2020年を100)は過去最低の73.19となった。これは1970年の73.1953年ぶりに下回り過去最低である。つまり、当時の1360円以下ということだ。円の実質実効レート、過去最低に 1970年を下回る - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 これまでは、日米金利差で論じる「専門家」エコノミストが多かったが、ようやく国力低下だと指摘する識者が増えてきた。みずほ銀行の唐鎌チーフエコノミストは、経常黒字も見せかけであり、CFベースでは赤字、特に、その他サービス収支の赤字拡大が大きいとしている。