新たなシンクタンク構想~MOT社会実装の場

これまで、多くの政策は必ずしも、社会実装に成功してきたとは言えないが、それは、PDCAPDの主体が異なることに原因があるのではないか。政治家や官僚やアカデミアの着想(いわば、論文でいえば、問)から、それを有識者会議やアンケート調査で、いわば検証し、それを民間にやらせ、実証する、というパターンが多い。現場をしらない5W2Hの境界条件を軽視するアカデミアの思い付きは、実装させられる民間側から見れば、なかなか難しし、やらされ仕事ではモチベーションも下がる。アイデアは、むしろ民間側から出る場合も多く、PDCAの主体が一致している方が5W2Hの境界条件がわかり、修正も容易だ。何よりモチベーションが高くなる。