セミコンジャパンが11日から開催、会場には同日、午後に訪れ、夕方からはパレスホテルで招待制のGALAパーティだった。11日は初日ということもあって、大混雑、海外からの訪問の他、リクルートが協賛か若者が多い。各ブースでも、リクルート用のコーナがあった。各ブースの展示は例年通りだが、NEOD審査で見ているものも多く、それらを中心に視察したが、どこも人で溢れ、質問や展示を見るような雰囲気ではなかった。会場で会う約束もあったが、会えず、混雑で逆に知己との出会いも少なかった。例年はスピーチもあったが、昨年は2回に渉り登場したせいか、あるいは不評だったか、今年は無かった。
展示では、ラピダスが一層、社会実装に向けて進展しており、多くの人間が熱心に集まっていた。注目はAlbanyでIBMと共同開発した2nmプロセスのウェハー展示である。TEGか何かのアプリケーションか、GAAだけか配線工程もあるかは不明だった。IEDM2024の学会発表もあったがGAA構造のようだ。
Rapidus and IBM reach new milestone on 2 nm chip production - IBM Research
それ以外では、環境省のGAN展示で森先生の新技術によるウェハー展示もあった。昨年より、パワー半導体は少ない。むしろチップレットや後工程関係が多かった。VIP講演でも、チップレットや後工程の重要性や、AI専用半導体に注目する発言が多かったようだ。
夜のGALAパーティは、例年通りの丸テーブル席で、甘利明先生はじめ自民党政治家、経産省幹部、ラピダスや半導体各社トップが来賓。