新年と信念

 新年の最初にコメントしたい。昨年は、過去数十年を振り返り、10年サイクルで環境が変ってきたことを書いている。最後に、「次の10年は2035年までであり70歳を超える。電機半導体には関わるのだろうが、流石にあまり大きく環境が変わるのは辛いし、できれば、ノンビリ、ジックリ、ユッタリしたいと思っている。それもこれも、天命である。年末に、まさかの珍事が、研究イノベーション学会の副会長就任であり、これまた、もっとも縁の無いものだと夢にも思わなかった。これが何かの啓示なのか、全く予想外の展開が来るのか、初夢次第か。」と記している。1月に予期していなかったのが、国家安全保障関係、甘利明先生の応援、熊本との御縁などである。心境も少し変った。少なくとも2030年までは半導体もMOTも最後で最大の機会であり、天命を感じて、むしろ全力投球、フル回転したい気持ちが高まってきた。