今年は、年末30日から1月3日にかけて、年賀状と新聞や雑誌以外に、読んだのは、ゼミ生15名のGP(グラデュエーションペーパー)と、NEDO資料、そして、船橋洋一先生の「地政学時代のリテラシー」、富山和彦氏の「ホワイトカラー消滅」である。GPは約5万字で15人だと75万字、まだ遅れている方もいるので、現状では50万字程度なので、本5冊分を熟読したことになる。更に、読んだ後、1000~2000字の主査コメントを書くので、これは3万字の原稿を書く事になり中々大変で辛いので、息抜きにジャンルの違った本を読みながら対応している。
船橋洋一先生は、ここ数年、半導体が国家安全保障関係に関係することもあり、プレゼンや意見交換の機会があり、関係会議で御一緒させて頂きお世話になっている。その関係で頂戴したものだ。
特に、台湾有事や半導体関連を中心に熟読したが、冒頭の地政学リテラシーの7箇条が政治家等による金言から基準されている、学んだことは現実的な対応やしたたかさが必要であり、経済パワーの地経学の重要性であるが自身の思考の枠組にも近かった。また、安倍総理の偉大さも再確認した。歴史から現在の情勢の理解のため必読だろう。地政学時代のリテラシー (文春新書 1441) | 船橋 洋一 |本 | 通販 | Amazon