今年の予測~選挙と地政学リスク

今年の元旦は、韓国や米国などの喧噪の様相に比べ、国内は比較的は落ち着いて、正月を過ごすことができた。久しぶりに年末29日から2日までは自宅におり、神社に初詣した他は、大学にも行かなかったが何年ぶりだろうか。もちろん、ゼミ生のグラデュエーションペーパーの査読、NEDO関係〆きり対応はあるが、正月のTVや新聞をのんびり読んだ。

日経の11日は、経営者が株価や為替などマクロ経済を占う特集がある。為替は6月末と12月末を占うが円高予想は135年、円安は165円、大半は145150円である(平均は6月末で147年、12月末で145)25年度も賃上げ」経営者20人に聞く キリンHDや日鉄 - 日本経済新聞

昨年を振り返ると、130150円で140円が多かったが、実際は140円から160円超えであり、概ね150円台であったから大外れだった。

株価は高値予想平均44450円で最高48000円、安値予想平均37025年、最低は35000円である。日経平均株価、9割が「最高値更新」 経営者20人予想 2025年の株価見通し - 日本経済新聞

昨年を振り返ると半数が日経平均株価の終値ベースの史上最高値である38915円を超えると回答だが、4万円超えはなく、弱気派は伊藤忠、信越も3万円割れ予想、ニデック小部氏は26000円と弱気だった。日経平均株価、半数が「最高値を更新」 経営者20人予想 2024年の株価見通し - 日本経済新聞

 

実際には年末終値は89年の年末最高値を上回る39894円だった。年間を通じての高値は711日の42224円、安値は85日の31458円だった。為替に比べ、経営者の占いは当たったといえる。