工学部を出せいか、また、その後、虚業的な金融コンサル系が多かった「コンプレックス」か、自身は、ホワイトカラーではなく、メタルカラー、エッセンシャルワーカーという自負がある。大学時代も実験実習は真面目に履修したし修論は実験系だ。いまも工場見学を趣味とし、現場を見ることを重視している。MOTでの発表会でも、メーカー所属のゼミ生は、工場の正装である「ナッパ」服で発表してもらいこともあった。
講義でも、なるべく自身で機材を設定し、議論では、マイクを持って行き、写真を撮る。じっとするよりも、動き回る方が健康にも良いが、教壇に座って、踏反っているのは嫌だ。