国会答弁での半導体の注目度

政治で半導体がどれだけ認識されているか、調べてみた。国会答弁では、下記の会議録検索システムを使えば、月単位、年単位でカウントできる。国会会議録検索システム シンプル表示

国会答弁での半導体のキーワード数は、戦後1954年から2000年までは年間平均20件程度である。やや多いのは、70年代の国家プロジェクト、80年代の日米摩擦などである。2000年以降、バブル崩壊や、エルピーダやルネサスなど半導体業界再編、3.11のサプライチェーン問題発生、更に2017年前後の東芝問題でメモリ事業のカーブアウト等で、50件を超えることはあるが、大きな動きはない。

 

しかし2020年以降、半デジ会議が発足した頃から急増し、2021年からは100件を超え、200件に迫る勢いである。それだけ政策でも重要になり、政治家の関心を集めている。