少し前に、米でハーバードより、ヘッジファンドやVCによる学生向け研修が人気を呼でいるという、ニュースに驚いた。米ファンドが「大学」 合格率0.5%、ハーバード超す人気 - 日本経済新聞
投資、そして運用という一般的な事業会社では経験しにくい業務も若者をひき付ける要素になっている。米では、人気が高く合格率は0.5%と、ハーバード以上らしい。学位は貰えるわけではないが、確かに、会計や企業財務分析から、企業評価や投資アイデアの立案に必要な基礎スキル等ふくめ実力はつき、頭脳も精神力も鍛えられるし、そこでヘッジファンドに入社できれば、高給な上、実力次第で昇進や昇給が可能であり、数学や物理学から歴史学や文学まで様々な専門知識が使えるので自信があり知的な好奇心が豊富な若者に人気があるのも解らないではない。
それが最近、日本でも就職先として、ヘッジファンドが人気という。学生にとってヘッジファンドが魅力的なのは報酬の高さだ。新卒採用は、各社とも毎年多くても1〜2人という狭き門だが、年収は、20代で数千万円に達することもある。20代年収数千万円 ヘッジファンド、求む日本の大学生 - 日本経済新聞
ヘッジファンドの認知が日本の若者にも進むのは、かつて起業し業界に身を置いた者として嬉しいような複雑な気持ちである。