これまで、色々な新規事業を立上げてきた。野村総研での技術調査室、技術アドバイザリー運営、JPモルガンやみずほ証券での日本株部門立上げ、ヘッジファンド立上げ、理科大での新MOT立上げと研究部門立上げ、そして熊大でも新たに、様々な企業と共に組織体を立上げに関わっている。
新規事業やスタートアップの立ち上げは、私の経験だけでなく、教科書や書籍、理科大MOTで招聘した多くの成功者に話してもらったが、「いきなり大きな組織や戦略を考えず、まず、最小の組織で特別解を確認してから展開」するのが、常識・定石である。
また、何もかにも、人と会って(オンラインも含め)、営業や議論をするので、スケジュール調整が重要である。重要なキーマンほど、忙しいので、その多くのANDを取るのは至難であり、これは、野村総研時代技術アドバイザリーで痛感したし、今なら、経産省の半デジ会議やNEDO会議でも事務方は苦労しているだろう。