ネット空間の主人公はAI~AIによるAIのためのAIのネット

もはや、ネットの主人公はAIであり、我々ではない。ネット空間は、AIが生成し、AIが閲覧し、AIが支配する。そこでは、人間でなく、AIが利用したがるHPやコンテンツ作成が重要だ。

 ウィキペディアでは、2025年の人間のサイト閲覧は6割にとどまり、自動プログラム「ボット」の閲覧が増えているようだ。AI時代に悩むWikipedia、人間の閲覧6割止まり 新たな収益模索 - 日本経済新聞

 ボットでは、個人の寄付が難しく大きな課題であり、AI利用が増えれば増えるほど赤字になる。実感としても、自分のHPを見て、怪しげな、いかにもAIが送っている営業メールが毎日来ている。

 AIが利用しやすくするため、著者情報を盛り込み、About USページ拡充、1次情報、独自調査を入れる、FAQを充実、プレスリリースを入れる、冒頭で結論、読み易さ、特定の問に答えるなど、AI最適化(AIO)が注目され、RAG(検索拡張生成)やSEO(検索エンジン最適化)を意識することが鍵である。ネット空間では、読者は人間でなくAIが多い。起承転結やメタファ、高度な文学的哲学的な表現などAIが苦手な表現は避けるべきだ。企業サイト、AI対応に直面 有効策に「読みやすさ重視・冒頭で結論」 - 日本経済新聞

 AIは画像などを読むのは苦手だから、HPに載せるのは、議論がわかれるし、いっそ、人間にわかりにくくてもAIに分り易い、AI言語などのHPもいいかもしれない。

 

 AIはまさに多数決、数が多ければ、悪貨が良貨を駆逐する世界である。AIで効率化を試みても、却って真偽のチェックに無駄な時間がかかるようにもなっている。