大学の資金調達とラピダスの資金調達

いま、日本の大学は少子高齢化やインフレによるコスト上昇、研究費不足など多くの問題を抱えている。欧米は寄付が収入の大半であり、あとは資金運用で、授業料はごく一部だが、日本は、ほとんどが授業料であり、国の補助金であり、文科省に依存している。それゆえ、学費値上げか、卓越大学などで資金を貰うしかない。さらに、企業と違って、リストラもできず、定員増や新学科も、需要があるというよりは、教員のためである。中途半端に、武家の商法ではないが、産学連携その他で儲かるわけがない。

 特に大きい課題は、資金調達であり、企業と違って公益第一はわかるが、大学が広い意味で「成長」し、そのために資金が必要なら、文科省からの補助金や借金ではなく、企業同様に自ら努力するべきである。その一つが債券発行であり、既に病院のある大学や私学では例があるが、4年前に、五神総長時代に東大が債券したのは、いろいろな問題はあるにせよ、素晴らしい試みであり大きな風穴をあけたといえる。政府もGX債券という、これまでとは異なる債券を発行しており、既にパンドラの箱を開けたのだ。

 わが熊本大学も資金不足に苦しみ、学費値上げを決定したが、熊本大学も債券を発行すればいいのではないか、と思う。そこで、こういう試算は得意なAIと壁打ちして、ざっくりの結論は、下記である。

 

 まず、その前に、アナリスト目線では、もし東大や熊大が上場したら時価総額がどのくらいになるかを考えた(以前、東芝の研究所の時価総額がいくらか、というや。港湾が民営化された場合の価値はいくらか、をMOTの修了ペーパーでテーマにしてもらった)