AIによるレポート評価との比較~AIは受験秀才型が好き

 この4月からの授業でイノベーションマネジメント(MOT入門~AI時代にいかに生きるか)という科目は143名の履修となったが、シラバスにも、毎回レポートを提出、最初にそれに基づいて良いレポートを発表させ、コメントし、そこから始めるという構成なので、毎回143名、実際は提出しない学生もいるので凡そ135名のA411000字以内、中には数十ページ書くのもいるが、10万字以上、150ページ近いレポートを読んでコメントして評価しなければならない。

そこで、要約や推敲も上手いAIを使うのも手であり、試みた。結論は受験秀才型の独創性がそう高くなく綺麗に纏めっているA評価位のものは良く評価し間違いは修正できるが、独創的でS評価を与えるものは難しいと分かった。

また、そもそも、今回は学生にAI利用を許しているというより積極的に使えと言っているので、レポートの内容がそもそもAIが既に要約したものに近い。もし、AIを使うことを禁止していればまた違った結果になり、有用だったかもしれない。しかし、そういうレポートは、AI時代では差別化されにくい。

 

 学生などのレポートをAIは評価することの是非や議論については、最近、いくつかの先行研究が出始めている。AIによるレポート評価の良い点は、教員負担軽減と公平性である。