2016年2月2日 グローバル化の中で総合電機の組織戦略、決算を前にしてグローバルとローカルを考える

 

日立やパナソニック等のグローバルに、様々な事業を展開、開発、生産、販売などの拠点を持っている企業がある。しかし、グローバルで、地政学リスクが起き、為替が変動し、また、その一方で、スマホのようにグローバルで共通の製品もあれば、白物はじめ医療さらには都市交通など規制や文化風土が異なるローカル色が強い事業もある。そういう中で、組織や地域戦略はどうあるべきか、を考えた。

 通常は、事業と組織は下のようにマトリックス組織となっており、また、地域によって、研究、開発、生産、消費と担う機能が分担化されている。多少、地産地消といっても変わらない。