2016年3月5日 日新電機~LCD/FPDでLTPS&O化の恩恵

 

日新電機は、本来は、変圧器など電力機器メーカーだが、LCDOLED化の中でLTPS&LTPO化に不可欠のイオン注入装置のトップメーカーとして、期待が集まっている。

 

http://www.circle-cross.com/2015/06/08/201565-日新電機の初の説明会/

 

世界トップのイオン注入装置

 

同社のイオン注入装置は、FPDでは、高精細スマホ向けにCMOS-LTPS化やLTPO化で必須であり、アモファスの工場を転換するのに不可欠であり、OLED化でも勿論必要である。世界でトップシェアを維持、4Gでは73%だったが5G83%、6Gでは100%と圧倒。

 

もともとは核融合プロジェクトでの成果のイオンビームから始まっており、技術力が高い。半導体、FPD以外に、コーティングや電子線照射もある。半導体向けは73年から、累積納入は958(実稼動80%以上)

 

FPD88年からで累計133(実稼動90%以上)。拠点は、サービルが、韓国、台湾、上海、米、シンガポールなどに拡大、工場は甲賀で、需要に答え、第一期の9000平米強から第二期5000平米に加え、中国揚州で3400平米を建設。なお甲賀工場のキャパは月産3台。

 

特に6Gマシンが、中国、韓国、日本で急がれており、2016年は、中国などで6GLTPS対応や、更にCMOS化マスク数増加もあり、2017年は韓国のOLED新工場もある。同社のキャパは、月産3台を増強、4台目標だが、タイトな状況が続く。

 

決算は堅調

 

決算は127日に既に発表されているが説明会はなし。3Q累計で売上680億円 OP42億円、NP36億円と堅調、累計受注も全体で16%増の955億円、中でもイオン注入機を含むビーム真空部門がy/y倍増の278億円。年間見通しは不変、売上1200億円、OP110億円、NP70億円。

 

 電子ビームは、半導体は弱いが、FPDG6イオン注入で、中国向けの他、韓国勢も強そう。2016年もOLED化が韓国だけでなく、中国でも多そうだ。電力部門では、東西周波数変換装置の受注は10050億円、シェアダウン、新エネルギーはソーラーが弱いが水は堅調。