去る4月28日18時より開催された決算テレコン録音を視聴。プレゼンは武内CFO、一部の数字はIR塩路氏、他に参加は伊勢山氏、司会はIR佐藤氏。会社側説明は簡潔で質疑が中心だが多数で時間切れだったようだ。なお、かつてはオプト部門が大半を占めたが、現在はライフサイエンスが半分近い。
業績上ブレ
2016年度実績は売上7600→7677億円、OP850→926億円、NP610→637億円と上ブレ、売上で77億円の上ブレにしては、OPが76億円の上ブレと大きいが、オプトで4Qの需給が締まり、価格低下が少なく円安も効いたため。セグメント別では、テープ部門がOP250→262億円、オプト部門OP450→506億円、ライフサイエンス部門OP200→214億円と、オプトは確かに大きいが、他も上ブレ。
2017年度計画は入りくりあり
2017年度は、売上8000億円、OP1000億円、NP700億円と増収増益を目指す。為替は110円/$想定だが、これまでと比べ、米ライフサイエンスの関係で、感応度が25〜30億円/$、と数億円、円安影響が大きくなっている。
足元のオプトは好調
テープでの新事業「フッ素多孔質材」期待