日本電気硝子の2017年12月期決算説明会(2月6日開催)

 

去る269時半より説明会参加、プレゼンは松本社長、出席は津田常務、他。質疑では、過去は、LCD関連が多かったが、今後、ディスプレイ依存度は低下もあり、話題は分散されてきた。

 

業績動向

 

 2017年業績は、売上2824億円、OP322億円、NP271億円。藤沢事業場跡地の環境改善工事費用による特損と若狭土地やニプロ株売却の特益あり。20175月に米PPG社より、600億円弱で、ガラス繊維事業をM&A。このPPA4Qにあり、赤字が出た。

 

 2018年は売上3000億円、OP310億円、NP200億円は、正直な数字とのことだが、中計の売上3000億円、OP300億円と同水準。

 

ディスプレイ動向

 

 大型も小型も、LCDパネルは供給過剰、価格低下だが、ガラスでは、会社側もアナリストの間でも、そういう認識はないようだ。中小型ではフィルム化への危機感はないようだ。

 

中期

中期では、R&D重視であり、新技術、大学とのコラボなど。ただ、売上R&D費は2.5%程度。