東陽テクニカ3Q決算とソフトウェア(Perforce社)説明会8月1日


8116時より3Q説明会に参加、質問もした。決算についての質問はなく、小生のみがソフトウェア開発支援について複数の質問をした。前半は五味社長による決算報告、後半は小野寺取締役による、「ソフトウェア開発支援ビジネス」について、会場でソフトのデモもあり、勉強になった。

決算3Qは通常通り赤字

 1-3Qは、受注167億円、売上179億円、GP81億円、OP14億円、NP12億円。年間の売上230億円、OP13億円、NP10億円は不変、差引4Qは、売上51億円、OP赤字1億円。

 3Qは通常通り、受注49億円、売上44億円、GP20億円、OP赤字3.4億円と低水準。分野別ではIT、機械制御振動、物性エネルギー、海洋特機、ソフト開発支援は堅調だが、ナノイメージング、メディカルが悪化。なお、今回からフェアディスクロ―ジャの観点から顧客別ランキングは非開示。


Perforce社へPRQAの持ち株会社を売却

 今回、持ち分法適用会社のアイルランドPROGRAMMING RESEARCH GROUP(以下PRGL)の全株譲渡に伴い3.7億円の特別利益を計上。

これは、東陽テクニカの開発支援ツールの主要仕入先の米Perforce Software Inc.(以下Perforce 社)と英 Programming Research Ltd.(以下 PRQA 社)は、Perforce 社による PRQA 社の持株会社であるPRGL 社の発行済全株式の取得を通じた戦略的連携に合意、東陽テクニカは、Perforce 社および PRQA 社の日本市場における総代理店として両社製品の販売を行ってきた経緯から、両社の戦略的連携に合意したため。引き続き、東陽テクニカは、Perforce社の総代理店は継続。

ソフト開発支援ビジネス

 東陽テクニカの同事業は、営業+SEで、自動車やゲーム等の企業のソフトウェア開発者に、ツールを提供、サポートする。取扱いは、今回、一緒になったPerforce(ソフト構成管理、ライフサイクル管理)PRQA(ソフト静的解析)、およびイスラエルのCheckmarx(ソフト脆弱性検査)。中小中堅向けは、クラウドによるSssSで提供の方針。

 ソフトと言っても、安全第一のクルマと、エンタメのゲームという真逆なユーザーを持っているところが興味深い。前者は厳格な機能安全、後者は適切なバージョン管理が重要だそうだ。


ウォータフォールからアジャイル開発

 クルマ等は、まだまだ、ウォータフォール開発が主であり、要件定義、基本設計、詳細設計、コーディング、コードレビュー、単体テスト、結合テスト、システムテストというV字開発プロセスに沿って、Perforce社のHelixALMHansoftImaghixのソースコード解析、コードレビューではPRQAの静的解析、等を提供する。

アジャイル開発も、ゲーム向け等では、増えており、5人のチームが2週間で、どんどん開発サイクルを回していく。クルマでも、インフォテイメント等は、アジャイル開発が増えているようだ。