富士通2Q決算と経営説明会〜人事組織改革に焦りと本気を見る

 

2Q決算発表と経営説明会が2616時過ぎから開催、塚野CFO、田中CEOがプレゼン。HPで視聴参加。質疑も含め、詳細にHPで開示。http://pr.fujitsu.com/jp/ir/finance/

 

 決算よりも、経営説明会あるいは同時発表の人事異動や組織改革が重要。決算期途中である時期(12月末から11日付け人事)に、代取以下、主要な執行役員や、富士通研究所、富士通マーケティング、富士通エフ・アイ・ピー等のトップが交替、組織大改革は異例。http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/10/26.pdf

 

 マスコミ報道は5000人の配置転換が中心で、アナリスト質疑も中期でのOPM目標やEMEIAのリストラ等が中心で、この急な大改革の意味を問うものは見当たらない。しかし、CEOCFOの危機感は相当だろう。

 

決算はイレギュラーが多く見えにくい

 

 今期は1Qに年金関係の特殊な利益計上、2QPC・ケータイ端末再編や半導体譲渡など特殊要因が多くIFRS決算ゆえOP計上で分かりにくい。また、関連してリストラ費用なども計上予定であり、通期は数字が入らない。

 

経営方針進捗レビュー

 

 経営目標は、OPM10%と海外売上比率50%は、見直された。自己資本比率40%FCF1500億円はいけそうだが、海外比率は撤回。

 

新しいKPIは、テクノロジーソリューション、M&Aを含まないオーガニック、ハードこみ、全社消去共通費用も含むベースで、2022年度に売上3.15兆円、Opm10%2019年度は売上3兆円、Opm5%である。

 

人事異動と経営体制見直し

 

 

子会社統廃合へ

 

それぞれの想い