29日16時〜17時の決算説明会に参加、皮籠石CFOの説明の後、業績下方修正もあり、質疑多数。殆どが決算や景況感に関するものだったが、日立のクラリオン売却や、三菱電機と関係があるパイオニアが苦戦であり、カーナビ事業に関する質問もあったが車を支えるコア事業で採算も良いようだ。
上期業績は、売上2.17兆円は増収ながら、OP1259億円以下は減益で、計画に対し下ブレ、セグメント別には、FA、クルマ、光デバイス。素材アップが110億円、サプライチェーンの乱れもあった。
通期業績は、下期の為替を100→105円変更、売上4.5→4.51兆円、OP3150→3050億円、NP2450→2400億円と下方修正。セグメント別には、FAが100億円以上、光デバイスも数十億円。クルマ上期は下ブレだが、下期は挽回し上ブレのようだ。全体、在庫がなかなか減らない。
円安分で売上500億円、OP180億円底上げとなるので、実態は、売上で、400億円、OP280億円の下方修正。素材アップは、年間170億円は不変、銅などは改善の可能性に期待。