世界の人口2050年と高齢化

 

企業紹介PRビデオで、よく見るのは、テクノロジーで未来が明るく、であり、そこに出てくる人間は、10人いれば、おそらく、20代か30代の若い綺麗な白人男女が2-4人、シニア白人が1-2人、可愛い白人の赤ちゃん1人、若い黒人が1-2人、アジア系が1-2人、日本人中年が1-2人といったところだろう。

 

 しかし、世界の人口分布から見て、違っている。日本人はもちろん、白人も、もはや1人いるかどうかであり、大半は、中国、インド、アフリカである。しかし、年齢はどうだろうか。そこで、あらためて、国連統計にある2020年と2050年の各国の人口や年齢(中央値)のデータをチェックした。もちろん、2050年は予測ではあるが、人口動態は最も当たる予測データである。

 

 

 結果は、10人なら、アフリカ系の20代が2-3人、中華系の50代が2-3人、インド系の40代前が2-3人、白人は40代後半が1人、日本は多くて1人で50代後半、東南アジアが1人で30代。家族で言うなら、日韓等で老人が1人、中華系とインド系の中年が5人と白人が1、アフリカ系の若者が3である。これが、2050年の世界家族である。更に将来は不明だが、所得が低いアフリカ系の青年が働き、子供をつくり、日韓や中国の金持ち老人が悠々自適か介護、インドと白人が中年でいるということだろう。

 

 

 PRビデオは企業のイメージアップのためだが、それを見る我々や社内の人間も間違った認識をしてしまうリスクがある。ファクトフルネスだ。そういう事実を認識しないとマーケティングも誤るだろう。

 

 

 今回、このデータを見て驚いたのが、各国の高齢化の差であり、2050年に50歳近いのが、日本だけでなく、韓国、ドイツ、タイ、中国だ。ブラジル、イランも45歳である。タイや、ブラジルは、もっと若いと思っていたが、今のGDPで、これでは、将来、年金問題や高齢化で耐えきれないのではないか。他方、米英仏露は、40歳前半を維持しており、感心する。