かくもEXITもPMIも難しい

 

始まりは明るく、楽しいのは、ビジネスでもアカデミックでも人生でも同様だ。起業、新工場建設、新学科創設、新大学設立、役所の新政策、皆そうだ。上から、社会からの評価も、新しいことをどれだけ始めたかだ。そして、多くが、始まった後は無関心、一番、大変なのは、撤退、殿戦だが、あまり評価もされない。特に役所では、それは新しく打ち出した政策の失敗を認めることになるから、総括も反省もされず、一部の現場に押し付け、関心は次の新しい話にいく。

 

実業界では、過去は業績不振から上場廃止となることは多く、まさにEXITだったが、最近は次の成長に向けた業界再編、「蝶として羽ばたくための蛹」の如き上場廃止・MBOが増えており、注目すべき動きであり。EXITでない、在り方として、実業界以外でも参考にすべきだろう。

 

 わが、MOT2003年頃の経産省等の「MOT 1万人」構想のもと、各大学が競って設立する中で、2004年に創設、2005年には知財コースであるMIPも創設された。

 

 

学生に、M&AMBOの件で議論をする中で、まさに自らも、新規事業開発をしながら、PMIに苦しんでいるが、自らが、いいケーススタディになるだろう。