東陽テクニカ2Q説明会(5月11日)

去る511日にオンライン説明会に参加、質問もした。高野新社長が登場、プレゼン後、全固体電池とEV急速充電に関するトピックス説明があった。

業績はEV関係好調で上方修正

 20219月期2Qは、売上131億円、OP15億円、NP14億円、全固体電池、EV急速充電が受注好調、5G関連やゲーム向けソフト開発支援、が堅調、無線通信が車両OTA試験ソリューション受注。セグメント別OPでは、物性エネルギーが、EV/急速充電が増え、倍増。全固体電池は高周波インピーダンス測定が国内だけでなく中国も増加。EV向け急速充電は異なる計測に互換性が評価。なお、粗利率は為替安定で45%弱を維持。

 20219月通期を上方修正、売上250250億円、OP2121億円、NP1517億円。セグメント別では、IT系は5Gに加えセキュリティが伸長、機械制御振動騒音は低調ながらセンサは回復、物性エネルギーは全固体やEV関連が強くリソース確保が鍵、EMC/大型アンテナはOTA向け強いがコロナ禍影響懸念、海洋/特機は防衛関連復調だが納期が長い、ソフト開発支援はゲーム向けが強い、ライフサイエンス/マテリアルズは客先予算減もあり低迷。

全社取り組み~東証1部からプライム市場へ

 この4月より、シニアマイスター制度(65歳以上を対象、再雇用上限70)が始まり、佐藤氏が適用。柔軟な働き方を促進。また、東証再編で、プライム市場へ移行。改訂CGコードに沿い、ガバナンス強化。

 

全固体電池/EV急速充電関連