日本が国際競争力を失った背景には、金融関係のインフラ、具体的には、会計基準等の差もあると考えてきた。
ハイテク産業と会計基準の両方に関心と知見がないと分かりにくいテーマであるが、もっと多くの関係者が認識すべきだ。日本の連結会計基準は、保守的であり、株主保護という意味では、良かったが、IFRS導入に至り、厳格化、米のGAAPに比べ、負担が多く、日本企業にとっては、ハンディが大きい。
米GAPPは今や緩くM&A促進に有利
IFRSに移らない米の真意と競争力背景~ハイテクと金融の両輪