GSユアサ決算説明会(5月18日)

去る518日にGSユアサの決算説明会がオンラインで開催、村尾社長がプレゼン。この会社も、2004年の合併以前のGS、ユアサ夫々について、電池レポート執筆などを通じ、セルサイド時代から細々とフォロー、2005年のファンド時代からは、継続フォロー、工場見学なども参加してきたが、リチウムイオン電池など心配をよそに立派に成長してきたし、IR体制も、過去も良かったが、一層レベルアップした。

 

対等合併成功の要因は

 多くの対等合併が失敗する中で、このGSユアサとコニカミノルタは、数少ない健闘例であり、どこかで、研究対象としてケーススタディが必要であろう。多くの合併会社が旧社名を残しながら、内部では、過去を引きずるが、この両社は、歴史もあり、旧社名を残しつつ、役員級であれ、一般社員であれ、旧所属が意識しにくい印象である点も面白い。

 

業績

 2020年度は売上3865億円、OP248億円、NP115億円は上振れ、OPは過去最高更新。全セグメントで改善傾向。

 2021年度は売上4300億円、OP250億円、NP130億円、と増収減益だが、前期はコロナ禍で出張など経費減の反動。

 

 

中長期とR&Dトピックス