点群データ~デジタル日本列島改造論とデジタルツイン

 点群データの活用が進んでいるようだ。点群データは、レーザースキャナやドローンで取得した地表や建物の形状を3D座標で表現したもので、3Dマップを作成できる。すでに、国交省でi-Constructionとして推進している。

 

中略

 

これで、事前に、微妙な位置のズレを計測すれば、崖崩れや洪水、地震予知の他、人工構造物の劣化にも有益だろう。防災無線などとも連携する。一度作成して、あとは予算に応じ、毎週定期検査をすれば、災害を未然に防げ、災害による損害額を考えれば、十分にペイするのではないか。

 

 これも、デジタル日本列島改造論の一つの例である。XYZの座標だけでなく、表面温度や硬度等のデータもあれば、更に活用例は増えるだろう。