社会ニーズ研究という研究のための研究

大学その他で、最近の若手も含めた研究者のテーマについて、お互いに議論することが多い。これまでも、アナリスト活動で、企業の研究所説明会でも、「最新」テーマについて話を聞いてきた。

 

 どうも、日本はテーマが似通る。しかも、お互いの交流が少ないため、似通っていることに気づかず、狭い範囲で素晴らしい成果だと研究者自身や上司も認識している。大学でも、同様であるが、本音議論してきて、その背景が予想通りであり、確信した。これは、ストークスの4象限で、日本が「名無し」象限で、研究のための研究象限が米に比べ多いことと関連する。