理論という名の予測外れの言い訳仮説~為替レートの例

 円安がとまらない。為替レートに関して日経新聞が日本経済研究センターと「理論値」を算出しており、202111月時点では、「経済の実力から算出する円の均衡レートをみると直近は99円台。理論値から離れ、円安方向に進んでいる。(中略) 政府債務の増え方や経常収支の状況などから各国経済の実力を測り、日本円の理論値として均衡レートをはじいている。実勢値と理論値の乖離(かいり)はいずれ調整される」という。実質金利プラスで売られる円 実勢は理論値より9.6円安 : 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

また、同様に、国際通貨研究所(公益財団法人 国際通貨研究所 (iima.or.jp))の購買力平価から、理論的に 1ドル=110円が妥当としている。円の理論値、1ドル=10670銭 実勢値かなり割安: 日本経済新聞 (nikkei.com)