既に始まっている第三次世界大戦~インフレ、物資不足、元気を煽るマスコミ

米中緊張、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル、台湾海峡の緊張、平和な日本国民、お茶の間のTVも物騒なニュースが多い。多くの識者や知人も指摘しているが、ロシアのウクライナ侵攻は、リアルタイムで戦争がどういうものか、世界史の勉強になる。特に、再認識されるのは、ウクライナ人の意識の変化であり、それまで、平和に暮らし、芸術を愛したような普通の女性でさえ、戦争に参加し、愛国心を発揚、ロシアを敵視する。日本人でも、同様に、「プーチン憎し、ロシア憎し」の過激な敵愾心が生まれている。連日、ニュース報道があること自体、戦争がエンタメでもあることを再認識し、遠い欧州でそうなのだから、かつての日清日露戦争はじめ太平洋戦争に至るまで、マスコミや国民が盛り上がる大衆心理の良い勉強にもなる。同時に、国家安全保障や世界や国というものの存在が再確認される。

 そこで、改めて、認識は、既に、第三次世界大戦は始まっているのでは、ないか、ということだ。もちろん、ホットウォーはウクライナだけだが、威嚇攻撃、サイバー攻撃は始まっている。