朝鮮半島有事と台湾有事の差

台湾有事だけでなく、朝鮮半島有事のリスクも出てきた。台湾は、中国の習近平次第であり、中期では、可能性が高まるが、朝鮮半島は、北朝鮮が予測不明であり、休戦状態がどうなるか、突発的な事態も起こりうる。

 台湾の場合は、TSMCなどファウンドリの影響が、米国含め甚大である他、鴻海、AUOなどもある。それゆえ、対応が急がれる。

 

 韓国の場合は、サムスン、ハイニクス、LGであり、NANDDRAMOLEDLCD等であり、仮に、北朝鮮が南下した場合、メモリについては、日本で代替は可能である。OLEDLCDも、ある程度、対応が可能だろう。逆に、供給過剰で厳しいメモリは、市況が改善する。それ以外のサプライチェーンでは、日本が依存しているハイテクは無いだろう。