人気者と嫌われ者のリーダーシップ

世の中、経営学のリーダーシップ論では、好かれる、人気がある、といったリーダー像が多い。人間だれしも、好き好んで嫌われ者になりたくないだろう。率先型も、フォロワー型のリーダーシップ論も、部下やチームから嫌われてはいけない、というのが多い。

 しかし、企業での改革は、痛みも伴う。嫌われること、人気が無くなることを恐れていては、改革も、リストラもできない。また、周囲にゴマすりや、取り巻きを避け、距離を置くことも大事だ。

 

 要は、好かれるリーダーと嫌われるリーダー、の少なくとも二種類がいて、ただ、両者はリスペクトと信頼をおいている状態が必要だろう。少なくとも、嫌われることを覚悟し、怖れてはいけない。