メルコ決算(11月14日)発表、オンライン説明(11月22日)~エレコムとの比較

メルコの2022年度上期決算(発表14)WEB(非同期片方向、顔出しプレゼン)1122日開示、このスタイルが定着した。プレゼンは、全体を松尾副社長、食品は、取締役シマダヤ社長の木下氏。IR資料は充実、新製品紹介が多い。セグメント開示変更、金融セグメントが無くなる。プレゼンで、音声が一部こもり、割れがあり、聞こえにくい。

業績は円安と材料費高騰もあり厳しい

 業績2022年度上期は売上687億円、OP33億円と、ある程度、厳しさを前提としていたが、想定以上だった模様。調達力により、部品不足の影響などが無かったのは立派だが、コロナ特需やギガ教育特需の反動で、PC市場が減る中では、健闘した方だろう。

 2022年度は、売上1500億円、OP65億円は不変。材料高騰、円安などが厳しい。

牧会長なら

現在の円安、インフレ、もの作りの国内回帰は、50年ぶりであり、これまで前提としてなかった経営環境である。その意味では、サプライチェーンを再考すべきときかもしれない。IT商品はじめ新規事業は概ね成功だ。メルコの真骨頂は、プリンタバッファはじめ、イノベーションの隙間を埋める商品開発にある。テレワークや働き方改革支援ITなどが機会だろう。牧会長ならどういう手を打っているだろうか。

エレコム比較~値上げと新規事業

エレコムとの対比では、上期の実績では、メルコは、売上で上回たったが、OPで下回る。売上横ばい、減益は同傾向。エレコムは、2Qに、材料高、円安対応で、大幅値上げを実施。