NEDOプロジェクトの可能性と課題~脱デマケとステージゲート縦割り

2021年から複数のNEDOプロジェクト審査委員を経験させて頂いている。意外といっては、失礼だが、感心したことは、多くの委員の先生、NEDOや経産省のメンバーも含め、真面目に議論し、シビアに審査していることだ。質疑や討論も、かなり活発で、時間切れになる程であり、ダメなものはダメで、落とされることもあり、「ナアナア」ではない。自分のことは棚に上げていると、必ずしも、専門でなく、産業界や実用動向について、見識が無いというよりは、関心がない方もいる。目利き力も、社会実装からの判断が重要だが、そこが問題だ。

もちろん、問題点もある。それは、プロジェクトの分割の仕方とステージゲートではないか。