また出た、いつもの日米逆転パターンと生産性、そして「影の仕事」

コロナが5類の感染症に分類される見通しであるが、ZOOMなどのオンラインはすっかり定着、日本でも、一気にデジタルが進んだ。多くの学校でも通常の対面授業に戻すことが検討されているようであるが、MOTでは、対面授業でも、ZOOMを継続して使う。録画やチャット機能が有用であるためだ。もちろん、やむを得ない事情や病気でオンライン参加もある。

そこで、改めて、生産性がどうなったのか、学校や職場で、オンラインかリアルか、どちらがいいのか考えてみたい。

 

まず、米では、労働者の生産性が特に米で低下していることが議論になっているようだ。その原因の一つが「シャドーワーク(影の仕事)」増加の可能性であることを、FT誌のラナ・フォルーハー氏が指摘している。デジタル化の中で暗号パスワード等の時間がかかる余計な作業の影響を計測する必要があるとしている。[FT]「影の仕事」労働者の生産性低下も 自動化・アプリの効果は - 日本経済新聞 (nikkei.com)