LSTCが研究すべきは、半導体と、組織の運営の仕組み

年末にRapidusLSTCが誕生した。Rapidusは、ファウンドリであり、TSMCなどをベンチマークし、やるべきことは明らかだ。他方、LSTCは、先端半導体を社会実装研究するための新たな組織であり、これまでの大学や産総研などとの違いを考えなければならない。産総研が研究所であるのに対し、LSTCがセンターというのは、そういうことである。

 もちろん、LSTCは、Rapidusだけのもの、先端ロジックだけを対象とするべきではないだろう。そこには、先端メモリや、先端パッケージなども含まれるべきだ。違った分野も含め、LSTCの中に、置くべきか、新たなLSTCを置くべきか議論すべきところだが、あれもこれも同時にやると混乱する。人、資金のリソースも限られる。特に、組織の運営方法は、大学や国研のやり方を踏襲するのでなく、IMEC等を参考にして、新たに、組織運営を「研究開発」すべきなのだ。