当初は少額投資でゲームチェンジの期待をこめて、R&Dプロジェクトを開始したが、予算や期限内には、中途半端な成果しか出せず、そのうちに、もっと有望な技術がメインストリームになった場合、当初のプロジェクトを打ち切るか、継続するか、乗り換えるか、等で迷う場合は多い。実用化まで長期である場合は、さらに状況が変わる可能性もある。これは株式投資で、損切りか、ナンピン買いか、にもの似ており、行動経済学やプロジェクトファイナンスでもよくある話題である。しかし、一般論はさておき、現実の場合でのケーススタディや実証研究はあまりみない。これは、また、ベイズの条件付き確率にも関係する。