半導体市況は回復へ~NANDが遅れそうだがDRAMとの分け目は?

半導体市況は底を確認、回復へ向かう。生成系AIが牽引、先端ロジックやHBMDRAMが先で、NAND2025年になりそうというのがコンセンサスだ。WSTSCY3Q(3か月移動平均)y/y4.5%減だが9月単月ではプラスとなったようだ。

メモリやマイコンでは底は2Qであり、DRAMNANDともに3Qのマイナスから4Qはプラス。ハイニクスは黒字転換となった。

TSMC3Q売上はy/yはマイナス11%だが、前期比はプラス。プロセス別では5nmプロセスが貢献、他の下落をカバー。UMC1Qより若干の上昇傾向、28nmプロセスの上昇が寄与。

装置メーカーでは、TELが上方修正、CY23の装置市場予想も$70-75B$85-90Bに上方修正、CY24y/y微増。