近年、経営者の多様性が業績向上に不可欠であるとされている。2021年のガバナンス・コード改訂で、東証のプライム市場上場企業に対し「取締役会の多様性の確保」について方針と実績を開示することが求められるようになった。政府目標として2030年までに取締役会女性比率30%引き上げがあり取締役会の女性比率を開示させている。多様性は、性別や国籍といった表層的なものと考え方など深いものがあるが、後者は測定できないので前者が使われている。その中で、取締役会に女性が増えるほど企業の利益率が下がる」研究結果が出た。「Journal of Risk and Financial Management」誌2024年に掲載された論文である。日本企業の最新データを分析「直感的に予想外」の結果が報告された。日本の上場企業1990社を対象に18年間のデータから取締役会女性割合が標準偏差(約7.8%ポイント)分増えるとROAが0.1ポイントほど低下する傾向が示された。Board Gender Diversity and Firm Performance: Recent Evidence from Japan
日本では女性取締役が増えると業績が低下する:18年間のデータ分析が示す残念な結果 - ナゾロジー
詳細は下記を参照してほしいが、思ったのは、取締役会の構成メンバーは5-10名程度であり、比率といっても、1人か2人か3人かでかなり変わるだろう。1人程度では影響がないが2-3名になると人間関係が変わる。
