理系不足と文系は院卒も過剰、博士問題も理文で異なる

以前から博士問題を議論しているが、議論では理系文系(STEMか否か)がごっちゃになっている。OECDの報告書によると、STEM専攻割合は、①博士で日本は35%<加盟国平均(43%)、②修士課程では平均より高い42%、③学士課程で日本は20%<平均(23%)である。そもそも、大学入学時に理工系が少ない。また2040年に理系人材不足の予測もある。大卒理系が60万人不足、院卒理系が47万人不足、文系は大卒28万人過剰、院卒文系は7万人が過剰である。文系院卒や文系博士の就職難も当然である。よく日本は博士が少ないというが、要は理系である。就職難や低賃金などの話もどちらかというと文系である。正確な議論をしなければならない。マスコミにも文系が多く、数学や理科の基礎が欠けている。

 

STEM人材、育成に遅れ 「科学・技術・工学・数学」専攻は博士の35% OECD平均下回る 大学の対応追いつかず - 日本経済新聞