DCにおける光電融合やディスアグリゲーションは、カーボンニュートラルを目指し、低消費電力化を大目的としていた。それは、今なお重要である。しかし、アプリケーション面、ユーザーの立場から見ると、それよりも大きなメリットがある。
それは、光電融合では、光配線、光ファイバーにした場合の対電磁波ノイズ特性である。クラウド側の大型のDCと違って、エッジ側のアプリケーションに近いDCの環境は劣悪である。工場や自動車の車内、病院、発電所、防衛などでは電磁波ノイズは厳しく誤作動の原因になる。そこでの光化のメリットは極めて大きい。クルマのワイヤーハーネスは数十mあり、このニーズが大きい。
また、ディスアグリゲーションでも、ユーザー側から見れば、GPU、CPU、メモリなどの様々な計算リソースの有効活用のメリットが大きいだろう。
技術開発では、当初の目的から、多少異なったキラーアプリケーションが登場して、それで実用化する場合も多い。
