AIがMBAを奪う、経営者育成は日本遅れだが、そのままではAIに代替されるだけ

 これまでMBAはエリートであり内外の大学で人気だった。ところが、最近、米で職業訓練校の入学者が急増しているようだ。全米で学生情報を集約するナショナル・スチューデント・クリアリングハウスによると、2025年春は配管工や大工などの技術を習得する職業訓練校入学者数が前年から12%増え、大学入学者の4%増を大きく上回ったようだ。数年前から強まったこの傾向の背景にAIで変わる将来への不安がある。調査会社コンジョイントリーが1020代のZ世代の親を対象に実施した今年の調査では「大学の学位があれば長期的な雇用安定が保証される」と答えた割合が16%77%が「自動化されにくい仕事」を選ぶことが重要と指摘したAI席巻のアメリカ、ブルーカラーを選ぶ若者たち 電気料金2倍が現実に - 日本経済新聞

まさに「ホワイトカラー消滅」(冨山和彦)の指摘が始まっており、これからAI時代に残るのは、エッセンシャルワーカーである。外科医や現場エンジニアなど知的エッセンシャルワーカーが優位であり、日本なら高専が人気化するかもしれない。