講演でも授業でも、話すべきこと、話したいこと、聞きたいこと、がある。この三つにつき、ベン図を思い描き、時間制約や聞く側で、どう整合性をとるか、が重要である。
中高生や大学の授業のような場合は、指導要領もあり、教えることが定められ、重なりは近い。しかし、それでも、教員は指導要領の範囲を超えて補足したいこともあり、聞く側も色々な疑問等もあるだろう。しかし、これまで少なくとも、多くの日本では範囲を超えて聞くことを封印してきた。今やこれではAI以下である。しかし、実際は科目の中身は忘れても先生の雑談や脱線話が脳裏から離れないことが多い。自身で言えば、中高生では教員が戦争帰りの方も多く、そういう貴重な話が人生に大きな意味をもった。これこそがAI時代の差別化であり、生きる意味や価値を考えることになる。
