半導体世界市場が2026年に1兆ドルに達しそうだ。半デジ会議がスタートした2022年当時は2030年に1兆ドルであり、5年前倒しになる。2025年は7917億ドルであり100兆円である。SIAが6日に予想を出した。AI向けDCが追い風、成長牽引分野はNVIDIAの先端ロジックで、40%増の3019億ドル。メモリーがHBM中心に35%増の3019億ドルである。シェアランキングも、ガートナー(ファウンドリを含まないベース)によると、既にNVIDIAが1位、2位がサムスン、3位がSK、4位がインテル、5位がマイクロン、6位がQcomの模様。メモリー勢が躍進、インテルはマイナス成長である。日本はベスト10圏外である。世界半導体販売額、今年1兆ドル到達へ 昨年は25%増=米業界団体 | ロイター
GPUのNVIDIA一強は当面続くが大問題がメモリーHBM不足である。このため米メーカーまで中国製採用検討の模様だ。米HPとデル、中国製メモリーの採用検討 AI需要でパソコン向け不足 - 日本経済新聞
HBMはDRAMを多数重ねて生産するが、中国トップのCXMT採用を検討、同社は上海工場を拡張し、生産能力は安徽省合肥市の本社工場の2-3倍になるという。NANDのYMTCも武漢第3工場を建設中だが、その生産能力の50%をDRAMに振り向け、メモリー組み立てを手掛ける地元のパートナーとHBM製造にも乗り出すようだ。中国半導体メモリー大手2社、生産能力を大幅増強 - 日本経済新聞
生産能力では世界トップとの報道もあり、装置や材料も追い上げている。AIブームの中、米規制が中国を利したとの指摘もある。中国半導体、生産能力すでに世界首位 「製造3強」主導で装置も国産化 - 日本経済新聞
秋葉原等でもDRAM、NANDともにタイトである。肌感覚でも、AI機能搭載でDRAMを過剰に使い(生成AIはGPUよりもDRAMのバンド幅に依存することが多い)、メモリーが少ないと使いものにならない。コンセンサスは2026年もタイトが続くという。需給を計算するとそうなる。しかし、気になるのはBOMコストか製品対比でのメモリーの比率が高すぎることである
