NEDO有効活用のために~審査と手続き

 この1月から3月末にかけNEDO委員会が21社分あり、日々締め切りに追われている。半導体関係のプロジェクトが激増しており、喜ばしいことだ。通常1件は事業者側からのプレゼンから始まり、数名の委員による20-30分の質疑、更に総合討論(採択やステージゲート審査等)と合計2-3時間ある。8時台から夕方までの場合もあり、議論が白熱する場合もあり消耗する。委員会に先立ち、事前レクから始まり、パワポで数十頁、100頁超えも多い膨大な資料を数時間かけ読み込み、質問票を作成、事業者から回答が来て、審査票を提出しなければならない。かなり集中力と体力を使うが勉強になる。本番も国内トップ級の有識者・専門家のコメントを聞けるし、事業者側との質疑(委員の中で一番多いが)極めて為になる。

 マスコミや世間では半導体プロジェクトは政府大企業の忖度でいい加減に予算がつくとの認識があるようだが少なくとも関係者は真剣に真面目に議論している。貴重な国費を使い何とか半導体を復活すべく有益なテーマを選び、助言・伴走したいと思っている。事業者側も膨大な資料作成や委員からの数十件に及ぶ質問(意味不明や素人質問もある)への回答も労力がいり、多くは数十億円や数千億円が補助され真剣に資料が作成されている。