欧米ではエプスタイン問題が大きく取り上げられている。リベラル派といわれる政治家、起業家、学者、などトップエリートが、そもそも素性の怪しいエプスタインと仲良くなり、一線を超えたのか、である。これについて、やや古い本だが「米支配層の権力構造に迫った社会学者ライト・ミルズが描くエリート像は示唆に富む。米権力の中枢は経済、政治、安全保障分野の有力者だと分析した上で同じ東部の有名大学を出たほぼ世襲的なカースト」出身の彼らは特徴を欠き階層構造に順応しやすい退屈で当たり障りない役人タイプだとも評した。地位と富はあるが凡庸な有力者が、エプスタイン氏の型破りな生活に魅了され、そのうちの一部がゆがんだ特権意識も手伝い一線を越えたとの見方も成り立つ」との指摘もある。
