経営でも教育でも、生成AIをどう利用し対峙するかが、最大の課題になっている。本来は技術の話題だがインパクトの大きさから、また、人間の知能にも関わることなので、誰でも語れる故に、専門家だけでなく、理文、アカデミア、実務家を問わず、あらゆる方々が評論し議論している。
昔は今のコンピュータのレベルを人工頭脳とよび、鉄人28号の漫画やフランケンシュタインの小説でもロボットあるいは人造人間が知能を持つかが一つのテーマになっている。名著「イノベーターズ」等にもあるが、チューリングマシン、バベッジの機械もそうである。
1960年の科学技術庁の未来予測(下表で◎〇△×は予測の当否を示す)では、電子頭脳、人工頭脳の項目がある。オートメーションや計算機、自動化は当時の予測より実用化は早かった。デジタル制御のオートメーション化、電話帳が無くなる、等は、80年代、90年代に達成された。電子頭脳(翻訳機や音声タイプライター)は21世紀初頭ではないが、実用化したと言えるだろう。そして、「経営管理者アシスタントとしての頭脳代用」、「OR活用して経営管理者代替する電子計算機」、「立法司法行政における人工頭脳」は、まさに、今もある議論であり、当時の楽観性あるいは知識に関する認識不足がわかる。
